釣れる人はこだわっている!?バス釣りラインの本当の選び方
(2021/02/13 土曜日更新)
初めまして。筆者はバス釣りを8年ほど野尻湖や野池をメインに釣りをしています。
そんな筆者がお勧めする、初心者に向けてラインの正しい選び方を紹介します。
バス釣りをしていて、ラインと呼ばれる釣り糸も溢れんばかりのラインナップがあり、
『正直どれを選べばいいのかわからない』
『何が違うのかわからない』
『巻物を使いたいけどどのラインを使えばいいの?』
など迷うことがたくさんあると思います。
今回は、メジャーフィールド『野尻湖』で培ったノウハウを利用して、
”バス釣り初心者の方”に向けて、選ぶポイントと種類別におすすめのラインを紹介したいと思います。
有料級の内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください!
- 釣り全体で一番重要なのはライン?!
- ラインの正しい選び方
- 1.ナイロンラインの特性とメリット・デメリット
- 2.フロロカーボンの特性とメリット・デメリット
- 3.PEラインの特徴とメリット・デメリット
- おすすめライン
- とにかく全てのルアーに使いたい人向けのライン
- カバーを撃ったりフロッグを使いたい!人向け
- まとめ
釣り全体で一番重要なのはライン?!
釣り全般において、ラインと呼ばれる釣り糸は非常に重要になってきます。
魚をかけてから手元もまで寄せるのにラインの強度が必要だったり、ラインが強いことにより魚をカバーの奥から引っ張り出したり、とにかく色々な場面で重要な存在になります。
初心者の方でも、
『初めてかけた魚にラインをきられてしまった』
『魚を針にかけれなかった』
など、様々あると思いますが、意外とラインが原因の場合があります。
適材適所という言葉があるとおり、釣り方にあったラインをセレクトしましょう。
ここからは、ラインを選ぶポイントを紹介します。
ラインの正しい選び方
ラインには3種類あり
- ナイロンライン
- フロロカーボン
- PEライン
があります。ラインにも3種類の使い分けがもちろん存在します。
ここでは、3種類のラインの特性と使い場面について紹介していきます。
1.ナイロンラインの特性とメリット・デメリット
ナイロンラインは、”フロロカーボン”や”PEライン”と比べてオールマイティーに使用できます。
巻物と呼ばれる、クランクベイトやシャッド、スピナーベイトなどから、トップウォーターゲームやワームなど幅広いジャンルを万能に使うことができます。
2.フロロカーボンの特性とメリット・デメリット
フロロカーボンは ”ナイロン” と比べてライン自体が伸びません。
ラインが伸びないので、ライン自体の感度が高くワームを扱う際にはキビキビとワームを操作できたり、巻物を使うと底の状態を感じられます。
また、他のラインと違い比重が高くラインが水中に沈みます。
水中に沈むので潜るようなルアーがより深いところまで潜ってくれたり、浮いてくるルアーをゆっくり浮かせることができるので、”浮かせて食わせる”なんていうこともできます。
3.PEラインの特徴とメリット・デメリット
PEラインとは、素材が高分子量ポリエチレン(PE)でできています。
わかりやすくいうと、コンビニ袋やペットボトルなどで使用しているものです。
PEを複数本で編み込んだラインがPEラインです。
PEラインは、ポリエチレンを利用していることから、非常に浮力が高く、ナイロンライン・フロロカーボンと比べて強度が高いことが特徴です。
おすすめライン
ここからは、筆者が使ってきたおすすめのラインと注目のラインを紹介したいと思います。
ぜひ、選ぶ際の参考にしてみてください。
とにかく全てのルアーに使いたい人向けのライン
SUNLINE シューターマシンガンキャスト
世界で活躍されている『T・並木さん』が開発した、フロロカーボン並みの低伸度(伸びにくい)をナイロンで実現する!というコンセプトで開発されました。
また、ライン自体の表面に ”P-Ion” というコーティングがされており1日中投げ倒しても傷がつきにくいというのが特徴になっています。
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VARIVAS アブソルートCB
長年にわたって人気を誇ってきた、VARIVASの『カバーブレイカー』にナチュラルカラーを纏って発売されました。
独自のVEP素材を利用することで、対摩耗性能がナイロンと比べて約20倍高くなりました。
ラインに適度な張りを感じることができるので 、ルアーのトレースコース(引いてくるルート)を細かく操作できます。
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サンヨーライン ウルトラGT
サンヨーラインのウルトラGTです。
他のラインと違いライン自体のカラーがダークグリーンになっており、水中での魚に対してラインの存在感を消すことができます。
”ラインが見えて”しまい、魚に見切られるのはプレッシャーの高いフィールドではよくあることなので、色をこだわるのも非常に有効な手段だと思います。
カバーを撃ったりフロッグを使いたい!人向け
カバーと呼ばれる、水草やアシなどにおおわれている場所を撃つ際には伸びがなく強度が必要です。
そのため、PEラインのような強度に優れた伸びのないラインが理想です。
SUNLINE ステューター
スムーズサーファイス加工と言われる加工を施しているのでガイドにこすれて飛びにくいなどのストレスが軽減されています。
また、ラインのカラー自体もグラデーションになっており、あらゆるに水に溶け込むようなデザインを施しているので、PEラインでもステルス性能が高まっています。
サンラインのニューPE・シューター・ステューターを伊豫部健が解説
シマノ パワープロZ
リールやロッド、ルアーなどで有名な大手釣具メーカーのシマノから発売されているパワープロZシリーズです。
先ほど紹介した、ステューターとは違いラインが細いのでベイトリールを利用して、カバーを撃つと言うことはできませんが、スピニングリールを利用してパワーフィネスをすることが可能です。
また、他のメーカーとは原子が違うので耐摩耗性に特に優れているPEラインです。
下の動画では、少し古い動画になってしまいますが実際に検証している動画です。
【ジャパンフィッシングショー2015横浜】シマノ/パワープロZ実演
まとめ
バス釣りをする上で非常に重要なものはラインですが、なぜ重要なのか、どんなものを選べばいいのかなどを学んでいただくことができたと思います。
ぜひこれを機に、バス釣り初心者の方はラインの選び方をあらためて、適材適所選んでみてはいかがでしょうか?
迷った際にはぜひこの記事をもう一度見直してより良いバス釣りになれば幸いです!